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執筆者の写真AOI SAI

【連載】「モチベーションは〇〇」。地道な準備期間を支える、先輩と後輩の関係性とは。

連載「葵祭実行委員にインタビュー!」第6回目は、葵祭の伝統である展示企画を担う展示班のチーフ3年(山鹿 圭佑:やまが けいすけ)とサブチーフ2年(小林 快智:こばやし かいち)にインタビューをしました。

※以下インタビュー記事では、インタビュアー(質問者)とインタビュイー(回答者)は同じ学年または下の学年のため、カジュアルな言葉でのやりとりになっています。

 

青野:主な仕事は?

山鹿:俺は、会議の出席とサブチーフのサポート。あとは、展示を行うゼミの方やゼミの先生と大学の方々との間に入って、その連携をとるサポートをしています。

小林:僕は、展示のスタンプラリー企画を担当していて、今はポスターを作成したり賞品を会計と協力して発注したり。下位賞がお菓子なので、どうやって組み合わせるかなどを話し合っています。

 

青野:企画会議はいつだった?

小林:3月の頭にやりました。

青野:結構早いね。それからずっと準備をしているの?

小林:早かったですね。準備といってもちょこちょこ。夏休みに入ってからちゃんとやり出して、それまではたまにやることをやって、出すものを出してっていう感じです。

青野:とても忙しくて大変だったというよりは?

小林:そうですね、ちょこちょこやってという感じ。そういう性格なので。

 

青野:仕事をする上で大変なことは?

山鹿:最初は俺も諒平(展示班のもう一人のチーフ)も展示班が初めてで、わからないことばっかりでしたが、前任者の先輩に聞いて助けてもらいました。今も定期的にサポートしてもらっています。最近は協賛について色々。サブチーフにも頑張って協賛を取ってもらっているけど、取れなかった分をどうやって埋めるかを考えるのが大変かな。

青野:まだそれは解決していない?

山鹿:一応、予算を増やしてもらって、景品になるお菓子を買っても大丈夫っていう話になったんだけど…。

青野:まだ試行錯誤っていう感じか。

山鹿:そうだね。

 

青野:後輩とか、サブチーフとのやりとりとかで困ったことはある?

山鹿:展示班はサブチーフが5人いて、俺が3人見てる。そのうち2人はちゃんと連絡を返してくれるけど、一人不安な子がいるかなぁっていう感じ。笑。何回か、ちょっと怒った方がいいのかなとか考えたりしたことはあったけど、やるときにはやると思うから俺からあまり言っていなくて。去年の俺を思い出すというか。俺も報連相をせずに怒られていたから。笑。

青野:1年で自分も変わっていくしね。後輩を見ていると自分を見ているような気持ちになるよね。

 

青野:サブチーフはどう?大変なこと。

小林:賞品のうち下位賞をお菓子にしようと思っているんです。E賞だったらお菓子を3個とっていいよ、参加賞だったらお菓子1個ねっていうふうにしようとしているんですけど、ネットで頼もうとしたら、うまい棒が1本15円とかになっちゃうんですよ。

青野:そうなんだ。

小林:思ったより高いっていうので、会計にもっと安くできないのかって言われたりしているのが大変なことですかね。

青野:そこは、違うお菓子を探したり?

小林:そうです。小分けのお菓子とかにしてっていう形にして。

小林:あと、あんまり言えないですけど、スタンプラリーの前任者がポスターを作っていなかったり看板を多く作っていなかったりとか、引き継ぎよりも後になってわかることが多くて。僕から聞かないとわからないっていうことが多々あったので、その情報不足がたまに大変だなって思う時はありました。でも、教えてもらおうとしたら前任者も先輩も丁寧に教えてくれるので大丈夫でした。

青野:情報不足をどう補おうかっていうところかな。

小林:反面教師じゃないですけど、来年はちゃんと情報を共有できたらなって思います。

 

青野:大変なことを乗り越えるためにどんなことを意識している?

山鹿:報連相は基本的なことだけど、去年できていなかった部分もあって、今年はちゃんと意識しています。相方のチーフとよく情報共有をしたり。

青野:横の連携と縦の連携だね。

 

小林:基本的に期限内に終わらせることはそうなんですけど、なるべく1週間前に終わらせています。僕は結構、誤字脱字が多かったりとか、ちょっともう少しこうした方がいいなって直せるところがよくあるんですよ。今までの経験上。だから、早めに確認に出して、「ここ直した方がいいよ」っていうやりとりをして、ちょうど終わらせるっていうのを意識してやっています。

青野:その自分の性質は葵祭実行委員会に入る前からわかっていたの?

小林:そうです。高校の時サッカーをずっとやっていて、キャプテンだったので、書類だとか出さなきゃいけないものも多くて。チームの総意をいつまでに伝えろとかそういう感じもありました。それをいつも期限ぎりぎりでやっていたんですよ。それがちょっとまずかったなと思って、そこから計画性を持ってやろうと感じて、今年担当しているスタンプラリー企画も、ちょこちょこじっくり練りながら今まで来ています。

青野:素晴らしいね。

小林:素晴らしいですよね?笑笑

青野:そこまで気づけてできる人ってなかなか少ないと思う。

山鹿:そういうところ、快智はちゃんとしていると思う。

 

青野:1・2年の時にいたステージ企画班から、今年管理職での展示班に所属が変わったけど、どうやって乗り越えていた?

山鹿:4年生をかなり頼っちゃっているかな。サブチーフに聞かれてわからないことが結構あるから、それを相方に聞いたり先輩に聞いたり。わからないことをわからないで済ませないで、ちゃんと確認して伝えてあげることを意識しているかな。

青野:それをするにも報連相が必要になるっていうことだね?笑。

山鹿:そうだね。笑笑。

 

青野:やりがいとか、やってよかったなって思うことは?

小林:うちのチーフ、すごい褒めてくれるんですよ。

青野:え!2人とも?

小林:そうです。最初褒めて、後からちょっと貶(けな)すみたいな感じで。笑。

青野:言うことは言って、っていうことかな?

小林:そうです。でも毎回褒めてはくれるんですよ。それは多分、僕だけじゃなくて他のサブチーフにもそうだと思うんです。そこは嬉しいですよね。展示班のグループラインでもたまに「よくやった、ありがとう!」って言ってくれるので、すごく嬉しいです。

 

青野:それは、意識してやっていることなの?

山鹿:考えたことなかったかも。

 

小林:あとは、展示班はサブチーフ同士の仲が良くて、前も5 人でラウンドワンに行きました。一緒に飲みに行ったりもします。周りがやりがいですね。楽しいです。

青野:それを聞いてどう?

山鹿:サブチーフの仲が良いのはずっと思ってた。

青野:最初から仲がよかったんだ。

小林:初日から。

山鹿:俺らは大丈夫かなって相方と2人で話したり。

青野:サブチーフ同士が仲がいいと助かるよね。

山鹿:ありがたい。めっちゃありがたい。

 

青野:チーフのやりがいは?

山鹿:来た人が楽しんでいるのを見るのは嬉しいですね。バイトをやっていても思うけど。やっぱり笑顔が見れるのは嬉しいよね。

 

青野:葵祭まで1ヶ月(取材当時)、未来の来場者へ一言と、意気込みをお願いします!

山鹿:これからはもっと忙しくなる時期に入ってくるから、大学にちゃんと来て、俺は3人分、相方は2人分最後までしっかり見て、頑張ろうと思います。あとは、今年は来場者数1万人っていう目標があるから、来てもらえるように頑張ります。

山鹿:来場される方には、サブチーフが企画したいろんな企画を楽しんでもらえればと思います。

 

小林:看板はまだ木材を作っただけの状態で、貼ったり絵を描いたりしなきゃいけないので、それを頑張ってやり切ります。当日に関しては、目標の来場者1万人に対して僕たちスタンプラリー企画も1500くらいの景品を用意しているので、無くなるっていうことはなるべくなくしたいんですけど、全部出し切ることも目標です。あとは、ガラポンを回してくれている時に、何も声をかけないで回させるのではなくて、1号館の1階っていう限られたスペースだけど、そこが賑やかになるようにしていきたいなとは思っています。

小林:展示を見て周るスタンプラリーはすごく大変だし面倒臭いなって思うこともあると思いますが、上位賞にはまぁまぁ良いものを会計に頼んで用意したので、ぜひ勝ち取って帰ってほしいなって思います。

 

次回は葵祭を彩る、キャンパス活性班の学内装飾担当にインタビューです!お楽しみに〜


(左:展示班チーフ・山鹿/右:展示班サブチーフ・小林

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