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  • 執筆者の写真AOI SAI

【連載】圧倒的権力!?葵祭の"裏ボス"事務局長の苦悩とは…

連載「葵祭実行委員にインタビュー!」第3回目は葵祭の"裏ボス"とも称される事務局の局長(中 睦)にインタビューをしました。委員長や副委員長とは違う役割で287人を取りまとめる事務局は、葵祭実行委員の核とも言える存在です。

※以下インタビュー記事では、インタビュアー(質問者)とインタビュイー(回答者)は同じ学年のため、カジュアルな言葉でのやりとりになっています。

 

青野:事務局の主な仕事内容は?

:会議進行、日程の調整、学内警備、マニュアル。日々の仕事はなんだろう、雑用、雑務。これまではちょいちょいのイベントの運営で、肉喰おう会(5月に開催した葵祭実行委員の親睦会)と新歓(新入生歓迎会)と。あとはシーバー(無線機)管理とかかな。あとは資料。学生課との会議の資料、当局折衝の資料の作成が今はメインかな。

 

青野:知らない人向けに当局折衝とは?

:大学内のいろんな部署のお偉いさんとか責任者の人たちを全員集めて、その人たちに、葵祭はこんなことをやりますよ、とかこんな変更点がありますとかを説明する。逆に向こうからの質問に答えて、ダメなところはないかとか、最後の調整をする会。詰められるから怖い。笑。

青野:それに必要な資料とかを作ったり会議に出たりとか。

:そうそう

 

青野:事務局の1年間の仕事の中で一番キツいものは何?

:やっぱり、当局折衝。あとは局員の各々の持っている、本祭に直接関係がない仕事が一個一個重いかな。それこそ、新歓が重いし、肉喰おう会も手間がかかるし、球技大会とシーバー管理は今年から事務担当になったから分からないことが沢山あるとか、車輌入構、学内警備とか…。どれもこれも同じくらい重いけど、私が一番重いのは今やっている当局折衝。基本的には本祭直前が忙しいとかではなくて、一年を通して常に仕事が待ってるよーって感じ。

 

青野:大変なことをどうやって乗り越えている?

:一番大変だったのは新歓。それに関しては、自分と副局長の2人ともが経験者だったから、去年やったことを思い出しながらやったかな。あとは、いろんな人に手伝ってもらって。

なんとか乗り越えられたけど、人数が多すぎるっていうのが一番ネックだった。でもそれをしないと葵祭自体が成り立たないっていうのがあるから、それがモチベーションというか。自分達が本祭当日の企画を持っていないからこそ、その前の人集めをしないといけない。葵祭に貢献できる場所はそこなんじゃない?って思って頑張った。後輩たちも頑張ってくれた。

 

青野:事務局として働いていて何を一番意識している?

:事務局自体で企画会議をする仕事が1・2個しかないんだけど、だからこそ会議をちゃんと聞くようにしてる。会議を他人事だとは思わないようにするっていうのは一番。そこは事務局としての課題だなって去年からずっと思ってた。「企画会議を経験していないからわからない」じゃなくて、「経験していないからこそ分かろう」と思うようにはしているかな。

あとは、事務局は裏方だから目立つ仕事は割とないけど、だからこそ事務局全体で「自分の仕事をやりつつ、なるべく学校にきて周りの手伝いをして、他の実行委員とも関係値を作ろう」っていうのが大事だなぁと常に思ってるかな。事務局の後輩たちもそのマインドで葵祭を支えてほしい。

 

青野:未来の来場者に一言と実行委員へコメントを。

:今年は企画数がかなり増えたっていうのと、実行委員自体の人数も去年より増えていて、それなりに充実した葵祭になりそうな気がする。企画会議を見ている限りみんなすごく頑張っているなと思うから、お客さんも今まで以上に楽しみに期待していてほしい。

今年は来場者1万人ってずっと目標にしているから、それが本当に125代で叶うのならすごいなって!あと2ヶ月(取材当時)、みんなで頑張りましょう!

 

次回は、「葵祭の目玉企画!ステージ班の実態に迫る!」



です。お楽しみに〜

 (事務局長:中 睦)

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